2005/10/19
日常2
17日のブログで電車の中で音楽を聴いて本を読む、そんなことが至福のときだなんて書いちゃってしょぼいかなあ・・・などと思ったりしていたのです。もちろん至福のときはほかにもいろいろあるのですが。(どれも些細な)
以前は、ただ移動する為だけに電車に乗って、揺られたり押されたりしながら流れる景色がそこに存在しているのに目にも入らずにいましたが
今は 隔離されたその時間が嬉しい。
きっと限られているから嬉しいのだと思います。
昔給食に出てきた一粒の肝油ドロップみたいに。
駄菓子を大人買いすると憧れが半減してしまうように
いつでも好きなことを好きなだけ出来たら私は楽しくなくなってしまうのかもしれません。
今日電車で座って本を読んでいたら大きな瞳と目が合いました。
大きなカッパを着て黄色い長靴を履いた男の子。風邪気味なのか鼻が出ている。
その横にスーツを着たお母さんが大きく名前の入った巾着を持って。恐らくこれから保育園にでも行くのかな?という感じで。
私は次の駅で降りるつもりでしたので”どうぞ”と男の子に声を掛けました。
嬉しそうにお母さんの手を引っ張り”ママも”と。
席は一人分で二人は無理だよとお母さんが言うと半べそをかいて”ママが座ってボクがその上”と。
そして膝の上で涙目でお母さんの手をしっかり握っていました。
昔、保育園に預ける時息子がよく泣いていた時のせつない気持ちをふと思い出しました。
